クラスのみんなはザワザワし始める。
リーダーははぁ?
という薄ら笑いをしている。
担任は
「何いってんだ?××が犯人なわけないだろが!
証拠もなく罪を押し付けるな!」
と俺に怒鳴った。
(リーダーは俺と違ってイケメンだしみんなの
前ではハキハキしてて明るいし成績もいいほう
だったので、担任の信頼は厚かったみたい。)
すかさず
「証拠はコレです!」
とICレコーダーを突き出す。
「これは、事件のあった次の次の日から
廊下のロッカーに仕込んでおきました。
そこで××が自分が犯人であると告白する
発言を拾っています。」
といい、おもむろに再生スイッチをON。
俺がリーダーを問い詰めるところから始まり
リーダーとトリマキ2人の会話、リーダーの
犯人宣言とオカズにしてます宣言が
垂れ流された。
シーンとする教室。
凍り付いていたリーダーがイキナリ取り乱して
俺のICレコーダーを奪おうと襲い掛かる。
すかさず前蹴りを食らわして寄せ付けないようにした。
担任も、
「もういい!わかったから!」
と俺に寄ってくる。
担任とリーダーが俺を止めようとするのを
かまわず、身をかわし続けながら再生を続けた。
その間、俺に対する強制オナニーの計画検討会議の
様子をずーっとクラス中に伝えた。
すべてが終わった後、再生を止め、
担任に向かって
「これで俺の無実は証明できますよね?」
と聞いた。
担任は呆然として
「ああ。」
とつぶやくだけ。
立て続けに
「先生はさっき、証拠も無く罪を押し付けるな
といいましたよね。で、先生やクラスのみんなは
証拠も無く俺を犯人と押し付けましたが、
それはどういうことですか?で、真犯人の××、
何か△△さんや俺やみんなに言うことはないの?」
とまくし立てた。
教室はザワザワ、リーダーとトリマキは
ずっと下を向いてうつむいている、
担任はただ慌てて
「今日はみんな帰りなさい、早く、帰りなさい」
とみんなの教室からの退出を促した。
その後、担任は学年主任と共にウチに来て
土下座で平謝り。
(校長とかが謝罪にくるレベルではなかったらしい。。。)
クラスメートの一部は俺に謝ってきてくれて、
イジメは無くなった。
リーダーとトリマキ2人は、クラスの信頼を失い
一気に地に落ちて、みんなの輪に入ることは
一切無くなった。さらに被害者の女子の家に
親同伴で謝りに行ったらしい。
あとおまけだけど、俺の体についたアザも
彼らからの暴/力の証というのが認められて、
彼ら3人とその親からにご足労いただき、
濡れ衣着せたことを含めて謝罪を受けた。
封筒みたいなのを渡そうとしていたが、父親が
「受け取れません」
と断固として拒否していた。
後で俺に
「(イジメを)気づいてやれなくて悪かったな」
といって、ICレコーダーをそのまま俺にくれた。
最後に、当初担任と共に俺を犯人と決め付けていた
母親は俺に平謝りでした。
お小遣いを次の月から1年間倍にすることで
和解が成立しました。
・・・というようなことが中学時代にありました。
そのICレコーダーは今でも、自分の昔の武勇伝(?)
の証として大事に使ってます。
記事引用元:http://kijyomita.com/archives/56625635.html?ref=popular_article&id=5730065-5456355